教材アーカイブス/算数・数学/問題/幾何/三角形/三角形003/解答例
解答例
「分類」とは仲間わけのことです。 「類」が仲間、「分」は分ける、という意味です。
さまざまなやり方があることは想像できますか。 どんなやり方でもいいので、とにかく分けなさい、と問われています。
例えば、ある三角形と一緒かどうか。
- 直角二等辺三角形かどうか
- 2等辺三角形かどうか
それから
- 鋭角三角形、直角三角形、鈍角三角形
中学からは合同や相似を学びますから、上のことを少しカッコつけて言えば、
ある三角形と
- 合同か、でないか
- 相似か、でないか
で分ける。
鋭角三角形、鈍角三角形、など角度に注目した分け方を図で表せば、 例えば、鈍角、直角三角形については斜辺、鋭角三角形ではある辺の長さを統一して円との関係で示す事ができます。
これに相似関係を合わせてやれば、全ての三角形を分類できることになります。
分類は物事の理解に必要な基本的な作業です。 上に挙げた三角形の合同だとか、あるいは自然数を偶数奇数に分けなさい、だとかは数学をネタにして分類の練習をさせているわけです。