学習塾ソアラについて/屋号
屋号「学習塾ソアラ」の由来
学習塾ソアラのソアラは英語でSOARERと書きます。
SOAR(翔ぶ, 舞い上がる)+ER(人またはもの)です。
かつて、グライダーの高性能機を指す言葉として使われていたことがあります。
このことはトヨタの名車ソアラの車名の由来にもなっています。
ご存じのとおり、グライダーはエンジンを持ちませんから十分な高度まで親機に引っ張ってもらわなければなりません。
その後、滑空していきます。
滑空といっても上昇気流に乗れば上昇できますから、原理的には風の力を利用して上昇下降を繰り返しながらいつまでも飛んでいくことができます。
それには操縦者の風を読む力と風に対応して操縦する力が求められます。
エンジンはありません。
単に操縦者の力量だけです。
学ぶ人たちも同じで、ある程度まで指導者に連れられますがその後は自分たちでやっていかなくてはなりません。
受験でも、社会でも。
その中で、どれだけ遠く飛べるか、どれくらい高く飛べるか、それは本人次第です。
自分の力でどんどん進んでいってほしい。
その基礎になる力をここで身につけてほしい、塾名にはそんな願いが込められています。
シンボルマークについて
学習塾ソアラのシンボルは「正12面体」(Dodecahedron)です。
「理数系の塾」を表すものとして採用しています[ *1 ]。
公式SNSのtwitterやGoogle+のプロフィール画像にも使っています。
また上の図はその展開図[ *2 ]でトップページや看板に使っています。
正多面体はこの正12面体を含めて5種類しかなく、これらをまとめて古代ギリシャの哲学者プラトンの名を冠して「プラトン立体」と呼びます。
プラトンは世界を形づくる根源要素と絡めてこれらを考えていたようです。
正12面体はこのなかでちょっと不思議なものです。
面の形が正五角形。
他の正多面体の面は正三角形や正方形、正六角形で、これらはぴったりきれいに床に敷き詰める事ができます。はちの巣とかタイル床とか。
これに対して正五角形を床にきれいに敷き詰めることはできません。
正五角形は書くのが面倒だし。
どこか中途半端で不安定な感じ。
にもかかわらず、自然の中では五角形はよく見られます。例えば花。
5弁の花。梅や桜。
それにリンゴの花や芯の形。
なんで5なんだろう?
このように数や図形が関わる不思議なことが自然界にはたくさんあります。
例えば、金平糖の角、雪の結晶、素数ゼミ、とか。
「正12面体」には、このように自然に現れる数字や形への不思議、関心を込めています。
というわけで、何かの宗教だとか、どこかの団体だとか、勧誘させられるとか、そんなこと心配しないでください。 気にしている人は誰もいないでしょうけれど。念のため。